デング熱　その２　診断方法やデング出血熱とは？

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デング熱は、デングウイルスに感染した蚊に刺されることが原因で発症する病気ですが、症状は発熱、激しい腹痛、嘔吐、筋肉痛などで風邪とも似ているものが多いため、初期では分からないこともあります。そのため、正しい治療が行われない可能性もあるでしょう。早く回復するためにも、初期の段階でデング熱だと判明して欲しいですよね。では、どのようにデング熱だと診断されるのでしょうか？診断方法についてお話したいと思います。

デング熱の診断方法は？

診断をするためには、たいていの場合、まずは血液検査が行われます。そして病原体、病原体の遺伝子、抗原、抗体などの内いずれかが検出されると、「デング熱」だということになります。

症状だけで判断してしまうと、風邪、インフルエンザ、麻疹、マラリア、腸チフスなどと間違われてしまうこともあるようです。

蚊にさされたなど、思い当たることがある場合には、問診だけではなく詳しく診断してもらうようにしましょう。

デング出血熱の診断

さらに、少し専門的になりますが、臨床症状や血管透過性の亢進、血小板の減少などついて一定の基準を満たした時には「デング出血熱」ということになります。デング出血熱は、同じくデングウイルスが原因ですが、症状は重く、放置してしまうと死に至ることもあるので注意が必要です。これは以前にもデング熱にかかった人が引き起こす可能性のある病気です。

デング熱は安静にして、しっかりと水分をとり、解熱剤の処方などが行われれば基本的には治る病気です。ですから、誤った診断をして違う薬を出されたりすることは避けたいですね。デング熱の疑いがあるなと思ったら、医師に血液検査をするかどうか相談すると良いでしょう。