川崎病について知ろう
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川崎病って、なに?って思う方、多いのではないでしょうか。これは、1967年に川崎富作先生が発表した病気です。先生の名をとり、全世界共通の病名となっています。では、一体、川崎病とはどのような病気なのでしょうか。
川崎病とは
高熱が原因不明で5日以上続き、両目は充血し、唇やのどの粘膜が真っ赤にはれ、手足や体に大きな発疹が出て、首のリンパは腫れ、手や足の裏が硬く腫れ、全体が赤くなる症状があります。
熱が下がる際には、手足の皮がむける特徴があります。しかし、この症状がでそろわないケースもあり、発病から2~3週間で症状は軽快し、正常に戻ることもあります。
川崎病と子供
小児のかかる病気でもあり、1歳前後から4歳がピークとなり、全体の80%は男の子と言われています。病気の全容としては、全身の血管の炎症と考えられています。全身の炎症を認め、様々な症状を呈する為、入院して治療する必要があります。
川崎病の後遺症
最も問題なのは、心臓の筋肉に酸素や栄養を送る冠動脈に後遺症が残るかどうかです。約10%の感児が冠動脈障害を起こし、冠動脈が広がる、こぶが出来る場合があります。ほとんどは、これらも自然に治癒することがありますが、時に、こぶの中に血栓(血の塊)が形成され、血流を滞られる場合があります。最悪のケースでは、心筋梗塞を起こすこともあります。そのため、血液を固まりにくくする薬を飲み続けなければならないケースもあります。薬を飲み続けても、状態が悪くなることがあり、こうした場合は、カテーテルという管を入れて風船を広げて血管を押し広げたり、血管内の分厚くなった血栓の壁を削り取る処置をする治療もあります。
川崎病の治療法はあるの?
川崎病にかかった子どもたちの将来についてはまだ未解明ですが、みんなに言えるのは、定期的な検査を受け、異常早期発見に努める必要があるということです。
また、心臓以外にも髄膜炎、関節炎、胆のう炎等、全身の炎症は多岐にわたります。川崎病にかかったすぐの段階では、これらの炎症を軽く食い止めるために、ガンマグロブリン療法アスピリン投与が行われます。この治療で48時間以内に解熱しない場合、または2週間以内に再燃する場合を不応例と言い、再度免疫グロブリンを投与したり、ステロイドパスス療法を行うこともあります。
未だに原因の解明がされていない川崎病。しかし、治療法や合併症の検査方法は確立されているため、きちんと検査を受け、治療を怠らなければ、以前ほど怖い病気ではなくなりました。
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