新型パーティーゲーム「テーブルトークＲＰＧ」

テーブルトークＲＰＧとは

ゲームマスターという役割の人が指揮をとり、空想の世界の中で、敵が用意した課題をゲームのルールと知恵を駆使して解決していくパーティーゲームです。ゲームマスターの役割は、司会・審判を行います。また、このゲームは、問題の中で翻弄される個人としてのやりとりの演出が楽しみとされています。

ＲＰＧってそもそも何？

ＲＰＧとは、もともとゲームを指す用語で、コンピューターゲームにおけるＲＰＧとは、テーブルトークＲＰＧの一側面をゲーム化したものです。日本では、コンピューターゲームが普及し、「人間がコンピューターの代わりもするＲＰＧ」と紹介されることもあります。

２人から８人程度の人間が、主に会話とゲームのシステムを利用して、架空の世界を共有し、架空の世界上で起こる困難な出来事を乗り越えて、特定の目的を果たすべく架空の世界に入っていくゲームです。

使用するのは？

使用されるのは、架空世界を共有する為の想像力と、ゲームシステムを記載したルールブックや資料集です。乱数発生装置や、サイコロ、カード等が重要な役割を果たします。あとは、筆記用具、記録用紙、その他想像力を刺激し公正にゲームを処理するための小道具が必要です。（例）地図、ミニチュア人形等があると便利。

詳しいルールは？

ルールは、架空世界に生きる人間（キャラクター）の作成をし、架空世界に関与する方法（行為の判定）についての解説とゲームの処理方法の設定をします。ゲームマスターが、キャラクターにどんな困難を与え、進行管理していくか。架空世界を共有するための、基本的なその世界の情報や法則を、文章・図・絵・ルール等で表現した「ゲーム世界の設定」が必要です。

勝利の条件としては、「畑を荒らすイノシシをなんとかする」「集中力に欠けるクラスメイトの成績悪化を助ける」「故郷を荒らすドラゴンを倒す」等のあらかじめ設定された内容を達成していくことです。

遊戯人口は、１０万人、経験者層は数十万人と推定されます。また、関心を持つ友人と行う人が多いですが、遊び場や仲間を確保する為にサークル情報やコンベンション・オープン例会情報を探してみると、遊んでいる人を見つけられるかもしれません。

コンピューターゲームや流行し、人間同士の会話や触れあえるゲームが少なくなっている今、こういったテーブルトークで賑わうことも楽しいかもしれませんね。

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