中国の発がん性カプセル 故意に開発か?
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発がん性とは、がんになる危険性を高めるもの。カプセルとは、薬や粉末の食べ物を包む入れ物のようなもの(食用のゼラチン)。口に入れるのもが、がんを誘発するなんて考えられますか?もしかしたら、それが抗がん剤を含む薬なら元も子もないですよね…・
発がん性カプセルの出処
中国の浙江省で製造されていることが判明しました。また、その数9000万個です。販売もされ、行方は明確ではありません。そもそも何を目的にして発がん性カプセルは開発されたのか?背筋が寒くなります。
発がん性カプセルの成分
重金属クロムという物質です。クロム自身は、その化合物により毒性を発する者と安全なものとあります。
毒性が高いとされるのは「六価クロム」「四価クロム」。この中に含まれる二クロム酸カリウムは、致死量わずか0.5~1.0gと言われています。強い酸化作用から皮膚、粘膜に付着すると皮膚炎や腫瘍の原因となります。
ここで大切なのは、大量に吸い込み肺に入ると、呼吸機能を阻害し「肺がん」の原因になり得るという事実です。消化器系にも影響があり、肝臓障害から肝がん、大腸や胃にも癌を発症すると言われています。いわゆる「癌製造カプセル」が世に出回ってしまったのです。
このカプセルでは、「六価クロム」「四価クロム」を含み、基準値の65倍の濃度のクロムが検出されました。
<参考>中国ではたびたび発がん性物質に関するニュースが…
発がん性カプセルの工場で発生した火災
報道当日、工場で大規模な火災が発生したそうです。公安当局は、工場役員の証拠隠滅のための故意であると発表しました。関係者11人を逮捕しています。よって、事実関係や、カプセルの行方も分からないようです。カプセル自体はおそらく、どこかに保存されているのでは…?と考えざるを得ない状況です。
まとめ
健康を維持、回復させるために活用する薬。それを包む外皮のような物質に「発がん性」があるとは、本末転倒。しかし、どの会社の、どのカプセルが使われているかなんて、処方され飲む人には分からないこと。知らず知らずのうちに服用なんて怖い話もあるかもしれません。行方知れずのカプセルにより健康を害する被害がでないことを祈るばかりです。
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